今が真夏の南半球オーストラリアで、18日、日本文化の魅力を紹介する大規模なイベントが、2年ぶりに開催されました。気温が30度を超える中、数千人の人出で賑わいました。
記者
「2年ぶりにシドニーで開催となった日本祭りの会場です。多くの人が集まってきています」
「祭りジャパン・フェスティバル」と名付けられたこのイベント。去年は新型コロナウィルス感染拡大のため中止となりましたが、今年は気温が30度を超える炎天下の中、日本への旅行を計画している地元市民ら数千人の人出で賑わいました。 会場となった野外ショッピングモールには、日本食や日本の文化を体験できる屋台などが並びました。
来場客
「初めてここに来たけど、いろいろ体験できて素晴らしいわ」
「(日本で)ディズニーランドに行きたい」
ウィロビー市 ゲイル・ギドニー市長
「海外渡航できるようになり、日本への渡航が解禁されれば、実際にこのような祭りを日本で楽しめます」
オーストラリアでは、新型コロナの感染者数が再び増える傾向にありますが、ワクチン接種が進んでいることから、今月15日、およそ1年9か月ぶりに日本人の入国を再開するなど、引き続き規制緩和を進めています。
山上信吾駐豪日本大使
「長いロックダウンの期間を経ているだけに、外でお祭りのできる喜びはひとしおだなと感じますね」
一方、前日の17日には、シドニー市内で日本の食や旅行を紹介する「ジャパン・エキスポ」も開催されました。
記者
「シドニー市内にある会場です。日本各地のPRブースも出展されています」
これは、コロナ後を見据え、日本への関心を高めるために、官民の各団体が協力して開いたもので、会場では折り紙や生け花などの展示のほか、日本酒や日本産ワインの試飲も行われました。
来場者
「来年、日本に行きたいので、ここに来ました」
コロナ禍以前は、年間50万人を超えるオーストラリア人観光客が日本を訪れており、旅行業界などは、今後の需要回復に期待を寄せています。 (19日07:21)
▼TBS NEWS 公式サイト
▼TBS NEWS 公式SNS
◇Twitter
◇Facebook
◇note
◇TikTok
◇instagram
▼チャンネル登録をお願いします!
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」